「寝入りの華」   first stage of sleep

幼い頃から臨死体験をしたり、UFOをよく見るような子どもでした。     本業は宮崎で薬草栽培をしています。今こうしてあなたにメッセージを届ける事になったのは、いつも自分を見守っている存在から言われた、ある言葉がキッカケです。今まで表に出る機会は、地元のTVやラジオ番組出演、雑誌の取材ぐらいでした。現在は対面でのカウンセリングのみ受けております。        これまでの経験、実体験、降りてきた事などを公開出来る範囲で書いていきたいと思います。 このblogが皆さんの気付きになればと心より願います。

全てのはじまり。

11月末日宮崎県と鹿児島県の県境にある韓国岳(からくにだけ)に登ってきました。

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霧島錦江湾国立公園にある韓国岳は、標高1700mを誇る霧島連山の最高峰で
日本で最初に国立公園の指定を受けた3か所の中の一つです。

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黄山

晴れていると桜島姶良カルデラ全体が一望出来き大人から子どもまで幅広く登山出来る人気の山でもあります。

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眼下には、2011年1月19日から300年振りに大規模マグマ噴火した新燃岳(しんもえだけ)があり
その横には、日本一高い所にある火口湖、大浪池が見渡せます。

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山名に韓国岳と表記されているので何か韓国と繋がりのある場所なのかと思われそうですが全く関係ありません。
頂上からも韓国は、見えません。

因みに1843年天保14年薩摩藩が作成した地誌「三國名勝図絵」では、虚國嶽と記録されていましたが1871年明治4年韓国岳と山名が変えられています。ここら辺にも明治の闇が見え隠れしています。

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韓国岳からは、高千穂峰(1574m)も見えます。
明治維新の立役者?死の商人坂本龍馬が登った高千穂峰山頂に刺さる天の逆鉾(あまのさかほこ)を引き抜いたとされる神様系からしたらなんとも罰当たり的な手紙も残っている。


「山をなめちゃいかんぜよ!!」


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樹氷が付くほど寒い韓国岳
登頂中、一人の登山者に追い越されたのですがその格好に唖然とした。
なんと
Yシャツ、スラックス、サンダル姿のサラリーマン風の男性。勿論、手ぶらなのは、言うまでもない。
完全に山をなめている格好で自殺行為でしかない。


どんな小さな山でも絶対に山をなめてはいけません!


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なかには、登山スタイルでも手ぶらなんて人もいて、これも論外です。
山の気候は、とても変化しやすく登山する者は、刻々と変化する状況に適切に対処する必要があります。
ガス(濃霧)が出ると方向感覚が麻痺し遭難する確率が上がり雷雨の時は、逃げ場も有りません。

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韓国岳山頂 直径900m 深土300m

年内最後の登山は、登山初心者さんが同行していたので、霧島ジオパーク主催の10周年記念登山にエントリーしました。
ソロ登山と違い団体登山は、グループごとにジオガイドさんも同行し、道中山の事や植物の話などガイドしてもらえ、
ペース配分も考えて山頂を目指します。
山登りが不安な方、初心者さんにエントリー登山は、オススメです。

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人間の肉体的目線は、限られますが普段と違う高さから現世を見ることでいろいろな事が見えます。
当たり前ですが山頂から下界の人は、見えません。生きる中で私たち人間の思考、行動がいかに小さく無力で欲深い世界の中で生きているか実感出来ます。

少しは、体外離脱の感覚がわかるかもしれません。